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  5. 【下苧坪之典】オーナーが必要とする右腕/事業成長のボトルネックを解消
    ひろの屋代表取締役、北三陸ファクトリー代表取締役 下苧坪之典
    月刊事業構想 編集部
    2019/01/31 (木) - 12:00

    ひろの屋(岩手県洋野町)は2010年創業。洋野町産の天然うに、北三陸の天然わかめ、蝦夷あわび、鮮魚、北三陸ファクトリー製品の開発および販売を事業内容とする。企業理念は「北三陸から日本、そして世界へと価値のある地域ブランドを創造する」。

    ――ひろの屋さんは創業から8年を迎えましたが会社ですが、成長のために必要な「人材」に対してどのような考えをお持ちだったのでしょうか。

    下苧坪:これまで、この地域の水産業には人材が「いた」と思うんです。

    ――「いた」とは?

    下苧坪:この土地ではずっと水産業で食べてきていた人々がいたわけです。ほとんどが歴史的にもずっと兼業漁師だったと思いますが、彼らは漁に出る以外にも工夫したビジネスをやってきていたと思うのです。

    ――その人材が「いなくなった」のはどうしてでしょう。

    下苧坪:皆が進学するようになって、大学で東京に出たら戻って来なくなる。僕らのような若い層が、地元でのこの仕事を選ばなくなってしまったのです。

    商品開発のプロを招聘

    ――そんな中でこの度、首都圏からの人材を受け入れられたわけですが、その経緯をお聞かせください。

    下苧坪:若者が戻ってくるようにするには、面白い会社、面白い仕事がないといけないと思っています。そのためにはまず、自分の会社を成長させなければいけない。

    ――その成長のためにどのような課題を持ち、解決していこうと思われているのでしょうか。因数分解をしていただければ。

    下苧坪:漁場としての三陸はよく知られていると思いますが、南三陸の石巻から北三陸の八戸まで約300キロもあるんです。水産業への取り組みは当然変わってきます。リアス式海岸をイメージされるかもしれませんが、それは南三陸のことです。北三陸は入江が少なく外洋に直接面していて養殖には不向き。漁の成果に依存することになります。当社の場合、5~8月のウニ漁の時期は非常に忙しく、終われば閑散期になってしまう。そうなると安定雇用もできませんし、ビジネス上のボトルネックになっていました。加工場を年間通して使うためには、商品の開発が必要になる。そのために新しい人材が必要だと思ったのです。

    ――新しい人材を迎えて、実際にどうでしたか。

    下苧坪:来ていただいたのは東京で水産会社の社長もやられていた方で、私よりも年上。自分とは真逆の人だなと思ったのが大きかったです。ただ突っ走るタイプの自分に比べて、慎重に突っ走るタイプ。感覚が違って、物事の見方が違って、ロジックも違う。こういう人と融合していくことで、前に進む大きな力が生まれるのではないかと思いました。
     
    当初は月5日ということで来ていただいて、今は東京と現場で対応し、自然と日数が増えています。商品開発や生産工程の改善などをお願いする一方、経営者としても先輩にあたるので、いろいろと相談に乗っていただける存在です。

    洋野町の海底の岩盤を削り作られた「うに牧場」

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    ――副業・兼業というスタイルでの働き方になりますが、そのあたりは受け入れ企業としていかがでしょうか。

    下苧坪:先ほども言ったように 16インチ サマータイヤ セット【適応車種:ビアンテ(CC系 全グレード)】WEDS ジョーカー アイス シルバー 6.5Jx16Bluearth RV-02 205/60R16 【ブレンボ】ブレーキパッド NISSAN ステージア [ WGNC34 ][ 98/8~01/12 ][ FRONT ] 【 レッド 280ps(TURBO) 】、漁師はほとんどが兼業ですし、地方にはもともとそういう文化があると思っています。それに、「外部の目」があることは、すごく重要であると思っています。

    ――具体的にどういうところでしょうか。

    下苧坪:当社は2010年に創業し、現在は第2フェーズに入ったと考えています。北三陸エリアはブランディングが下手なんです。例えば、ここには本当においしい椎茸があります。それで、その椎茸を他地域の業者が買い 、そこで商品化されて他地域産地として流通している。地元としては焦っているところもあるし、「このままでいいや」と思っているところもある。私はそれを変えたいんです。

    今年10月に 、北三陸の地域食材を徹底的に活かした加工食品の製造・販売、うにの養殖事業などを行う戦略子会社「北三陸ファクトリー」を立ち上げたのも、そういうところが大きくあります。地域と水産業の未来を創ることこそが、会社や事業の発展につながります。そうした成長に合わせて、自分たちには見えない、足りないところが出てくるだろうし、従業員同士ではなかなか指摘しづらいところもある。そのあたりは第三者的な見方のできる人の方がよく分かると思うのです。少なくとも僕にはその目はないですから(笑)。

    ――確かに第三者的な目で意見ができる人は、とても必要だと思います。

    下苧坪:「第三者ということなら地域のコンサルタントでもいいのでは」ということもあるかもしれませんが、

    、我々にとっては東京の最前線でやっていた人の目というのが大きい。我々がターゲットとする首都圏について、業界のことを熟知されていますし、消費者としての目を持っている。飲食店の経営の経験もあって幅が広い。学ぶべきところが多いのです。

    ――自分たちに足りない部分について、新しいビジネスのために必要な知見を持った人を必要な頻度で、しかも首都圏から入れる。外部人材採用のモデルとして素晴らしいと思います。都会で働く人材にメッセージをいただけますか。

    下苧坪:地方でのビジネスは、欠けているところがたくさんあります。でも、だからこそ、チャレンジできる部分は都会よりたくさんあります。「欠けているから面白い」のが地方だと思います。

    ひろの屋代表取締役、北三陸ファクトリー代表取締役

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    1980年生まれ。岩手県洋野町(旧種市町)出身。八戸学院大卒業後、カーディーラー、保険会社などを経て 17インチ サマータイヤ セット【適応車種:IS(30系 IS250、IS300h)】WORK MCOレーシング タイプCS ブラッディーレッド 7.0Jx17ディレッツァ Z3 225/45R17、2010年にひろの屋を設立した。TBS「林先生が驚く初耳学!」、日本テレビ「満天☆青空レストラン」にも取り上げられるなど、メディア出演も多数。通称「北三陸の海男児」。

    月刊事業構想 編集部

    月刊事業構想は、単に最新の情報を届けるビジネス誌ではなく、新しく事業を構想し、実現していくために、志高い全国の経営幹部、新規事業担当者、行政幹部、起業家に読まれているメディアです。 2012年開学した事業構想大学院大学が発行するビジネス誌であり、ビジネス、ものづくり、地域づくり――イノベーションを実現しようとする方が求めるアイデア、ヒントを提供します。

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